キツイところ

交通誘導員のバイトはきついと聞いたことがある方も多いかもしれません。では、実際にどんなところがきついのでしょうか。

この記事では、交通誘導員のバイトできついところを紹介していきます。現在、交通誘導員の仕事に興味を持っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

交通誘導員のきつい仕事

交通誘導員は主に外での仕事です。だからこそきついと感じる部分も多々。具体的に交通誘導員のきついところは「気候・天候に影響される」「トイレが少ない」「道を聞かれる」などが挙げられます。

この3つのきついところについて順に紹介していきましょう。

気候・天候に影響される

交通誘導員の仕事は気候や天候の影響を直接受けてしまいます。外での仕事なので、夏は暑いし冬は寒いです。工事現場での仕事の場合、雨の日になると工事が中止になるため日数を調整しなければいけません。悪天候が続いてしまうと収入にも大ダメージです。

トイレが少ない

これは交通誘導の現場にもよりますが、コンビニや公園の公衆トイレなどが近くにある場合なら良いのですが、近くにない場合もあります。そういった場合はトイレを我慢しなくてはいけないため大変です。 実際に交通誘導員のバイトをしていた人の中には、どうしても我慢が出来ないというときに作業車でコンビニまで送ってもらったというエピソードもありました。

道を尋ねられる

道路での交通誘導の場合、歩行者に道を尋ねられることもあります。制服が警察官のような雰囲気があるからかもしれません。普段あまり行かない場所での仕事になった場合、付近の道を尋ねられても答えにくいですよね。

働いている人から聞いた交通誘導員のきついところ

毎日現場が違うから疲れる

毎日、現場が違うので疲れるし1日が終わっても充実感なし。毎日、やらせているし仕方がない感じ。

駐車場警備はそれなりに忙しいが通行止や現場工事は暇なので時間が長い。イベント警備も同様。管制センターの駒扱いやし片道通勤50キロは普通。

口コミ参照元：honne.biz
http://honne.biz/job/b1315/

自宅から現場までが遠い

交通誘導で美味しいお仕事は存在しないし、暇やし集中力を失くす。時間が長い。やり甲斐がなく何と無くこなしている。片側交互通行は定位置やし頻繁にこなさなくてはならないのでトイレ休憩なし。行けない。

官制センターの駒扱いで自宅から工事現場迄50キロは普通で以前、150キロは過去にあった。

口コミ参照元：honne.biz
http://honne.biz/job/b1315/

台風の中でも交通誘導をしなくてはいけない

台風の中でも交通誘導をしなくてはいけない。年配の男性や中学生から、立っているだけで給料貰えて楽だなとか安月給とか言わる。管制の好き嫌いでシフトの入り方がある。夕方の下番報告時でないと明日の仕事の有無が解らない。MAX働いて手取り20万(年に1～2回位)

口コミ参照元：honne.biz
http://honne.biz/job/b1315/3/

同僚は変わり者が多い

仕事が簡単なので、壁を越える為に、努力もしないし、同僚も変わり者が多く、やりにくい面もある。リタイヤされた方や、仕事がみつからない人が最終的にやる仕事だと思う。

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http://honne.biz/job/b1315/3/

天候に影響される

2号警備の場合、雨天中止がある。日給なので給与が安定しない。賞与は会社によるが期待しないほうが良い。暑い、寒い、雨。

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http://honne.biz/job/b1315/5/

まとめ

交通誘導員の仕事には多々つらい場面がありますが、実際に現場で長く働いている人の声を聞くと、気候・天候に関する苦労が特に大きい傾向があります。特に真夏の日中や真冬の夜間は、どんなに服装等で対策をしても焼け石に水。体力はもとより、強い精神力が必要となります。

また、交通誘導員に限らず警備業界は、何らかの大きな目標を持つ「夢追い人」たちの一時的な居場所のような感もあるため、あまり個々人に深く関わると、面倒くさいと感じることもあるでしょう。

それらのつらい面を全て考慮しても、やはり他の一般的な仕事に比べれば、交通誘導員は楽で恵まれている傾向のある職種と言えます。ただし、楽かつらいかは人の感じ方次第。仕事がつらくてどうしようもないという人の中には、本部と交渉して、現場仕事からオフィスワークに配属変えしてもらったというケースも少なくありません。

もし、現場の仕事がつらくて辞めたいと思ったら、すぐに他の職種への転職を考えるのではなく、まずは同じ会社の本部に率直に相談してみるようにしましょう。相談してもらちが明かないと感じた場合には、別の警備会社の求人に目を通してみることも一法です。

同じ警備業界でも、給料や福利厚生、従業員に対する姿勢などは、会社によって全く異なります。会社を変えることで、それまで抱えていた悩みの大半が解決することは、警備業界の「あるある」として知られています。

交通誘導員のバイトの楽なところ

予定時間より早く終わることがある

交通誘導の現場で公共の道路を工事する場合には、あらかじめ作業日時を警察に申請して道路工事を行わなければなりません。当然ながら申請した時間を超えて道路を占拠することはできないため、現場では早めに片づけが始まることがあります。結果として、予定よりも早く交通誘導の仕事が終わり、早々に解散となることも少なくありません。

ところが多くの警備会社では、仮に現場が早く終わったとしても1日分の給料を保証しています。早く終わった分だけ得をする、ということです。

現場次第では仕事が楽

地域の幹線道路に配属になると、交通誘導員は多忙を極めます。忙しいだけではなく、事故のないよう気を張り詰めながら仕事をするので、精神的にもクタクタになります。

一方で、交通量も歩行者も少ない現場に配属になると、仕事量は極端に少なくなります。ほぼ立ってウロウロしているだけ、という現場もあるでしょう。
後者のような現場に配属になると、仕事がかなり楽です。給料をもらうことが申し訳なくなるくらい楽な現場もあります。

休憩が多い

通常、交通誘導の現場では、必要最低限の人数よりも少し多めの交通誘導員が配属されます。例えば、2人の交通誘導員が必要な現場には、3人の交通誘導員が配属されるのが一般的です。

仮に2人の現場に3人の交通誘導員が配属され、1時間ごとに警備地点を交代する形とした場合、1人がA地点、もう1人がB地点、もう1人が休憩となり、「2時間働いたら1時間休憩」というサイクルになります。休憩が多い点は、交通誘導員の仕事の魅力として、よく指摘されているところです。

覚えることが少ない

一般に交通誘導員の仕事は、覚えることが少なめです。法定研修で配布される資料やマニュアルは分厚いのですが、それらの全てを完璧に覚えなくても、片側交互通行の要領や工事車両の誘導法などを覚えていれば、あまり現場の困ることはありません（もちろん本来は、資料やマニュアルは全て覚えるべきものです）。
デビューするまでに覚えることが少ない点は、交通誘導員の楽なところかもしれません。

煩わしい人間関係が少ない

交通誘導員の仕事はチームで行われますが、作業中のコミュニケーションの多くは誘導棒で行われる現場が多く、また現場のメンバーも日によって入れ替わることがあるため、煩わしい人間関係が生じる余地はほとんどありません。
オフィスワークでの人間関係に疲れて交通誘導員に転職した、という人もいるほどです。

就職の壁が高くない

警備業界は、景気に関わらず万年人手不足の業界です。心身共に健康で常識感覚のある人であれば、求人に応募して落とされることは、ほとんどレアケースです。
他の業種に比べて就職面で楽なことは、交通誘導員の魅力の一つと言えるでしょう。

まとめ

それまで何のアルバイトも仕事もしたことのない人が、初めて交通誘導員の仕事を始めると、「なんて大変な仕事だ！」「この警備会社はブラックだ！」などと感じるようです。

しかしながら実際には、他の一般的な仕事に比べると、交通誘導員の仕事はそこまで大変ではありません。一人暮らしであれば交通誘導員の給料だけでも十分に生活ができることを考えると、長引く不況のご時世、むしろ恵まれた職種の一つと考えることもできます。

ただし、これは一般的な傾向の話であって、現場次第では非常に大変な仕事になることも確かです。交通誘導員として働く際には、大変な現場に配属される日もあるという前提のもと、少しでも従業員を大切にしてくれる警備会社を選ぶようにしましょう。

まとめ：きついと感じるところもあるけどやりがいのある仕事

交通誘導員は外での仕事だからこそのきつい部分もある仕事です。主に挙げられるのがトイレの問題や気候・天候に左右されることなど。人に道を尋ねられることもあるので、誰かの役に立ちたいという気持ちが強い人に向いている仕事ともいえるのではないでしょうか。