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こちらの記事では、「交通誘導2級」と呼ばれている資格についてご紹介します。どのような資格なのか、取得するメリットや取得する方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
交通誘導2級(正式名称:交通誘導警備業務2級)は、警備業法で定められている国家資格のひとつです。学科試験と実技試験に合格することで取得できますが、取得には資格や実務経験が不要であるため、誰でも受験可能です。
「警備員等の検定等に関する規則」第2条においては、自動車専用道路や高速道路での交通誘導では、この交通誘導2級以上の資格を持つ警備員を1名以上配置することが定められています。
交通誘導員は資格を持っていなくてもできる仕事ですが、例えば交通誘導2級などの資格を取得することで仕事の幅を広げられるなど、さまざまなメリットが得られます。また、交通誘導2級の上に1級の資格もありますが、こちらを取得するには1年以上の実務経験が必要となります。
キャリアアップのために資格を取ろうと考えている場合、まず2級から取得し、現場での経験を積んだ上で1級の取得を目指すと良いでしょう。
交通誘導2級を取得することのメリットとしては、「警備会社への転職に有利になる」という点が挙げられます。交通誘導の仕事は資格がなくてもできる仕事ですが、資格を取得していることで、企業から重宝される可能性があるといえるでしょう。
また、年齢が上がると転職が厳しくなる傾向がありますが、資格を取得しておくことで転職活動を進めやすくなる可能性があります。
資格手当が支給される企業に勤めている場合には、資格の取得で給与アップが期待できるのもメリットのひとつといえるでしょう。資格を持っているだけで得られるメリットなので、ぜひ資格手当の制度をチェックしておくことをおすすめします。
資格取得によってキャリアアップを目指せるメリットもあります。2級を取得することで仕事の幅が広がりますが、実務経験を1年以上積むと交通誘導1級の試験を受けられます。上位の資格を目指すことによって、さらなるキャリアアップを目指せるでしょう。
また、交通誘導の資格は1級・2級とも年齢制限はありません。そのため、シニアから新たにキャリア形成を行うこともできます。
交通誘導2級の資格を取得する方法のひとつは、特別講習を受けることです。講習の受講を希望する場合には、働いている警備会社を通じて申し込みを行うケースが多くなります。特別講習の受講料や内容については、受講者が「現在警備員として勤務している人」か、「これから警備員を目指したい人」かで異なってきます。
例えば、現在警備員として勤務している場合には、学科講習7時限・実技講習5時限を受講し、4時限の修了考査に合格することで修了証書が交付されます。ちなみに1時限は50分です。
特別講習を受講した場合の合格率は60〜70%とされており、難易度はそれほど高くないといえるでしょう。また、すでに警備員として働いている方の場合は受講料が33,000円となっています。
未経験者の場合は、特別講習のうち「警備員になろうとする者の講習」を受ける必要があります。この場合は学科講習28時限、実技講習14時限で、修了考査4時限となっており、修了考査で100点中90点以上の場合に合格となります。受講料は79,200円となっており、他の方法よりもかなり高額となります。
公安委員会が実施している検定試験を直接受ける方法もあります。
この方法は、現在警備員として働いている人を対象としているもので、検定申請を行った上で学科・実技ともに90点以上を獲得することで修了証書の発行が行われます。
この場合、講習の受講は不要で拘束時間が短く、検定料は14,000円と、特別講習を受けた場合よりも費用が抑えられます。ただし、試験内容については独学で学ぶ必要がありますので、特別講習を受けた場合よりも合格率が低くなるといわれています。
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交通誘導員の仕事内容をよりリアルに伝えるため、今回交通誘導員の仕事を扱っている会社「アクティサポート」に監修していただきました。アクティサポートは、交通誘導員の仕事を扱う会社の中でも、16.6%(※2)と離職率が低く、賞与も年3回(※1)出すなど、働きやすさや待遇の良さが特徴の会社。交通誘導員の仕事のリアルについて、詳しくお話しをお聞きした内容をサイト内でたっぷりご紹介していきます。