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交通誘導員の現場は原則的に屋外であり、1日中立ちっぱなしということも少なくありません。肉体労働としての辛さはもちろんありますが、それ以上に気になるのがトイレの問題。大切な持ち場を離れられないため、休憩時間やそれ以外にトイレに行かせてもらえないと聞くこともありますが、本当なのでしょうか。
交通誘導員だからといって、トイレに行かせてもらえないなんていうことはありません。尿意や便意は誰にでもある生理現象であり、時間や場所に関わらずトイレに行きたくなることは当然あります。トイレ休憩のためにスタッフを多めに配置している場合もあれば、トランシーバーなどで許可を得ることで持ち場を離れてトイレに行くことは可能です。ただし、現場に必ず仮設トイレがあるとは限りません。女性の着替えも含めて、交通誘導員のトイレ事情や着替え事情について考えてみましょう。
交通誘導員の仕事現場は、建築・工事現場や駐車場、高速道路や一般道路、イベント会場などさまざまです。仮設トイレが設置されている現場もありますが、そうでないことも。交通誘導員はそれぞれの現場でどのようにしてトイレを利用しているのでしょうか。
交通誘導員は勤務する現場がひとつではないため、それぞれの現場によってトイレ事情も異なります。ビルや商業施設などの工事現場、高速道路、一般道路や雑踏現場の3つについてそれぞれのトイレ事情についてまとめました。
ビルや商業施設などの工事現場には、仮設トイレが設置されていることが多いため、トイレに困ることはないと言っていいでしょう。仕事の発注元はビルや商業施設、駐車場の所有者となるため、万が一仮設トイレがない場合は、その施設内のトイレを利用することができます。事前に会社に施設内のトイレが使用できるかどうか確認しておくといいでしょう。
高速道路で長期にわたって工事が必要となる現場であれば、移動式の仮設トイレが設置されるため、トイレに困ることはありません。しかし、短期間の工事や、中央分離帯や道路脇の除草作業などの交通誘導の場合はトイレがないことも。その際は、料金所がある事務所のトイレやサービスエリアのトイレなどを利用することになるでしょう。
交通誘導員のトイレで最も困るのが、電気や水道、ガス、道路などの工事現場や祭やイベントなどの雑踏現場でしょう。仮設トイレが設置されていないだけでなく、近くにトイレ等が借りられる施設がないことも少なくありません。公衆トイレや商業施設、コンビニなどのトイレを借りるのが理想的ですが、それができない場合は作業開始前、昼休憩にトイレを済ませておくことが基本となります。
鉄道軌道工事の場合には、勤務中のトイレを我慢しなければならないタイミングもあります。例えば、電車が確実に通らないとわかっているタイミングや、誰かに交代してもらってから行かないと、大変な状況になってしまうこともあります。
夜中は電車が通らないというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、夜中は客車ではなく貨物列車が通ることになりますので、仕事をする際には運行ダイヤをしっかりと把握しておく、ということが大切になってきます。
そのため鉄道軌道工事の仕事をする場合のトイレに関しては、行けるタイミングに行っておくという点が大切。電車のダイヤを確認した上で周りと交代しながらすませるなど工夫しながら仕事をしていく、という点がポイントです。
交通誘導員が利用できる仮設トイレや工事などに関連する施設のトイレが利用できない場合は、公園の公衆トイレ、商業施設のトイレ、コンビニのトイレを借りることになります。それぞれの場所で注意すべきことについてまとめました。
近くに公共施設として誰でも利用できる公園があれば、公衆トイレを利用する方法があります。万人が利用するトイレであるため、作業着姿でも気を遣う必要はありません。ただし、トイレットペーパーが切れていたり、清掃が行届いていなかったりすることも考えられるため注意が必要です。
近くにスーパーやショッピングセンターなどの商業施設があれば、客と同様にトイレを利用することができます。施設によって屋外からそのまま利用できるタイプと施設内に設置されているタイプに分かれていますが、どちらも利用可能です。施設内のトイレを利用する場合は、服装のこともあるため一言店員に声掛けするといいでしょう。
コンビニは気軽に利用できるトイレとして交通誘導員にとってもありがたいもの。しかし、最近ではトイレ利用ができないコンビニもあるため、注意が必要です。また、利用できても男女兼用で1人用ということも多く、先客や並んでいる人で利用するまでの時間がかかることも。また、トイレ利用だけでは気が引けるからと商品を購入してしまう人もいるようです。
女性の積極的な社会進出は警備業界でも同じであるため、女性交通誘導員も増えています。一方、男性ならどこでも着替えられても女性はさすがに…という悩みもあります。女性交通誘導員の着替え事情はどうなっているのでしょうか。
仮設トイレや休憩スペース、施設や公園、コンビニなどのトイレが利用できれば、トイレで着替えをします。トイレを利用して着替えをする女性は少なくないため、特に変な目で見られることもないでしょう。
トイレなどの着替えるスペースが一切ない現場もあります。あらかじめ現場を確認して着替えができないとわかっているなら、現場で着替えることは諦めて出勤前に自宅で着替えをすませておきましょう。電車を利用するなら駅のトイレを利用する方法もあります。
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株式会社アクティサポート
警備部 課長山内さん
アクティサポートからひとこと
アクティサポートでは女性が働きやすい職場を目指していることもあり、交通誘導員のトイレや着替えで困らないように配慮しています。
建築現場などでは基本的に仮設トイレを設置するようにしており、そうでない場合は周辺施設などのトイレが利用できるようにしています。また、場合によっては着替え用のポンチョを配布しています。
賞与は年3回(※1)!
離職率16.6%(※2)の警備会社
交通誘導員の仕事内容をよりリアルに伝えるため、今回交通誘導員の仕事を扱っている会社「アクティサポート」に監修していただきました。アクティサポートは、交通誘導員の仕事を扱う会社の中でも、16.6%(※2)と離職率が低く、賞与も年3回(※1)出すなど、働きやすさや待遇の良さが特徴の会社。交通誘導員の仕事のリアルについて、詳しくお話しをお聞きした内容をサイト内でたっぷりご紹介していきます。